最高の人生の見つけ方

以前からこの映画は知っていましたが、今日初めて観てしまいました。

余命6ヶ月の二人が病室で偶然出会い、そして死ぬ前にしたいことのリスト、bucket list を
作って一つずつそれを実行していく話ですね。以前からコラムを書いている人などが話題にして
じゃあ、もしあなただったらどんなことをしたいですか?と言う問いかけにしているのも
何度か目にしていました。

しかし、まあ、そんな問いかけなんて言葉遊びで、あまり意味無いですよね。とりあえず今
健康な人はそんな事真面目に考えるわけもないでしょう。2年前の私がまさにそれでした。
いや、いくら考えようとしても考えられるわけがない。無理です、そんな事。

じゃ、私は?と言うと病気が発覚して一応は考えてみたけど、何も思いつかないんですよね、
これが。外国は好きで、特にパリとか大好きで、どうせ長くないんだったらもう好きなところへ
好きなだけ行ってしまおう、と思うかと思えば、急にそれも色褪せてしまって…でもって、
何がしたいの?と自分に問いかけると、それは「今やっている仕事」だったりして。
全くドラマチックではありません(笑)。

でも映画は面白かったです。アメリカの病院。外国で倒れたらまあ入院だろうから旅行の時は
気にするのですが,これまで外国で入院したこともなく、どんなかな?というのは結構真剣な
興味です(笑)。あと、特に主人公の二人がそうですが、とにかく会話がキレまくりですよね。
少しでも話せる状態だったらもうジョークを言わないといけないみたいな雰囲気で…
私も日本人の中ではいけてる方だと思うけど(^_^;)、でも、絶えず言わないといけないのはこりゃ
キツイ…やっぱり外国で入院したくないです(笑)。

死ぬってやっぱり特別なこと。誰も経験することなんだけどね。だけど、まああまり意識しても
しようがない。バカな事言いながらゲラゲラ笑って迎えられたらもう最高かもしれませんね(*^_^*)