レイ・ブラッドベリ

少し前に亡くなりましたよね。最近は全然読んでいなかったのですが、思わず
しみじみしてしまいました。

と言っても私はそれほど読んでいません。実のところ、家内がファンで、ペーパーバックをかなり前に
何冊か貸して貰い、それをごくたまーに読んでいた、という感じです。
(といいつつも、家内は自分ではほとんど読んでいない(笑)。)

一冊全部読んだのは、The Golden Apple of the Sun, ぐらいです。でも、いいですよね、これ。
一つ一つ短いし、英語も平易ですが、でもとても味わいがあります。

昨夜は何となくまた読みたくなり、The October Country  から、The Scythe  と、
There Was an Old Woman を読んでみました。scythe は辞書によると草切り鎌とのことですが、
文脈からはかなり大きな物のように思えます。これはすごく怖い話で、ぞくっとしますし、
哀しくもありました。There Was an Old Woman  も怖いと言えば怖いですが、でもどこか
ユーモラスで笑えました。

鎌の方ですが、これは死に神が持っている「あれ」を連想させるつもりなんでしょうね。

いいですね、こういう小説。日常を忘れてリフレッシュ出来ました(笑)。