坂の上の雲

昨夜やっていましたよね。私も観てしまって、何となくまだ余韻を引きずっています。

原作をだいぶ前に読みました。かなり長いし、細かいところが多くてちょっとしんどかったですが…

いよいよ、バルチック艦隊との直接対決。奇跡の敵前大回頭。
なんだか血が騒いでしまいます(笑)。

それにしても、この一戦がこの結末でなかったら一体日本はどうなっていたんでしょう?
当たり前のようなことが当たり前ではないと言うことを感じてしまいます。

日本滞在中のポーランド人の知り合いに昔、「三笠」を見たい、どこにあるんだ?と聞かれました。
当時の日本連合艦隊の旗艦です。帝政ロシアの圧政に苦しめられていたポーランドの人にとっては
この勝利は非常に勇気づけられるものであったとか。

日本を奇跡の勝利に導いた「三笠」は今、横須賀港で眠っています。外国では、このような
栄光ある(自国の)船の存在は国民的によく知られているそうです。日本では知っている人、
少ないように思います。私は父から教えられていてたまたま知っていました。

そのポーランド人はわざわざ見に行ってくれました。私はまだなんですよね…

あと、日露戦争での望外の勝利が無謀な太平洋戦争へとつながった、と言う側面もあります。
一筋縄ではいきませんね。