人間ドック

今日は人間ドックでした。で、珍しく、カテゴリーを「健康と医学」にして。
それにしても、以前と違いますね。サブカテゴリーがやたら詳しくなっている。
とりあえず、「闘病記」にしたけど、これでいいんだろうか…

で、人間ドック結果ですが、まあ大きな問題はなく、無罪放免。

ここ数年、肺が引っかかったり、胃カメラで変なところがあったりと、精密検査ばかりで
もうトラウマです。そのたびに主治医の所へ行って相談、と後が結構忙しくなります。
久しぶりです、無事済んだのは。

普通の人は人間ドックを受けてどんな気がするのかな。やっぱり、検査結果を聴くのは
ドキドキするんだろうか。そもそも、基本健康な人が行くんでしょう。だから、
まあ大丈夫だろう、とか、自分に限っては、とか思っているのかも知れないですね。
以前は私もそうでしたし。

以前は人間ドックもすごく気軽に行っていました。でも、今はそうではないです。
6年前に重病が見つかってからある意味立場が変わりました。
もう自分は普通の人ではない、とつくづく思います。

もっとも、今は一応落ち着いて経過観察です。だから、見た目健康そうだし、実際、ランニングも
かなりハードにやっていて、普通の人より、本当にずっと健康かもしれないです。
なんだか矛盾していますけど。

だけど、やっぱり、自分はもう普通ではないなあ、と感じます。普通の人は、ドックの最後に
検査結果を聞きに医師との面談を受けて、その先に最悪何があるのか、知らないわけですよね。
想像ぐらいはするかも知れませんが、でもリアリティ無いでしょう。私は経験してしまいました。
思えば、看護師さんもかなり態度が違っていました。すごく心配そう、というか。

だけど、無知だった私は、それまでにも要精密検査でも何でもなかったことばかりだったので、
すっかり高をくくっていて。本当に深刻な診断が下りた時のことは今でも忘れられません。

あれからもう何年も経ちました。どこか、自分が生きている人の中に紛れ込んだ亡霊の
ような気がしないでもないです。でもその一方で、じゃあ、未練は何もなくなって
平然と検査結果を聞けるかというと、それは全くそうでは無くって。

人よりいろんなことを経験して、そしてそれを糧として強くなれた?と聞かれると
う~ん、と考えてしまいます。