Chasing Life

実は最近観ています。今も新しいところまで観たところです(^_^)

これ、面白い。えっと、白血病になったアメリカの20代の女性の話なんですけど、
まあいわゆる海外ドラマですね。駆け出しの新聞記者で、頑張って仕事に打ち込んでいる
時にいきなり病気が発覚。検査、化学療法、そして、今なんとか寛解までたどり着いて、
というあたり。家族、友人、恋人、同僚、といった人間模様がまた興味深いです。

深刻な病気をアメリカの人たちがどう受け止めるか、ですね。深刻さはもちろん変わらないけど、
でも、やっぱり我々日本人とは違いますね。あ、もちろん、これはドラマですけど、まあ、
つきあいのある欧米の人たちから想像するにこういう感じかなあ、と思ったりしています。

決して冷たくはないけど、でも過度に感傷的になるのを避けるというか。
いつでもジョークを言って笑っているうちに気持ちがほぐれてまた現実に向き合えるように
なるというか。

私もがんサバイバーなので、告知を受けたときのエイプリル(主人公)の気持ちや、
それを聞いたときの家族の気持ち、そして、病気に向かい合うようになれたときの気持ちや、
治療開始で仕事を中断しなくてはいけない気持ち、その他いろんなこと、よく分かる気がします。
病気になっていなかったら、それほどよくは分からなかったかも知れないな。

あと、エイプリルの友人~恋人の境界線上を行ったり来たりしているレオですけど、彼は
脳腫瘍です。男性だからかな、彼の気持ちはさらによく分かります。病院の規則なんて
法律じゃない、まあ言ってみればアドバイスみたいなもんだ、というのは私もよく考えました。

別に強制する権利は病院にはないので、嫌だったらやめてもいい。次にいついつに検査、そして
それが終わったらまたすぐに検査、なんて命令される覚えはないので。でも、あくまで自分で
それが自分にとって必要と納得して選択しないといけないですよね。