真央さんのこと

久しぶりのブログです。珍しく書かずにはいられなくなりました。

真央さん、いえ、真央ちゃん、大変厳しい状況ですね。点数差というより、ご本人が呆然としている
様子に本当に驚いています。映像で観てはいないのですが、あんな彼女は初めての気がします。

思えば、8年以上前、初めて彼女を観たのはどこかのグランプリシリーズの時だったと思います。
それからすぐにグランプリファイナル、そして全日本があり、彼女はどちらも優勝したのではなかった
でしょうか。ただそのときのオリンピックは年齢制限で出場出来ず。出ていたら金だったと思います。

前回のオリンピックの直前も本当に大変そうでした。いろんな要因があるのでしょうが、でも
それに真正面から立ち向かった彼女がますます好きになりました。いえ、好きと言っても、
まるで妹か娘みたいな気がしています。だから、いつも心配でしようがありません。前回の
テーマ曲、ラフマニノフの「鐘」は正直スケートには向いていなかったです。でも、あの荘厳な曲は
いつも高みを目指す彼女にこそふさわしい。

今、ソチは午後3時くらいかな。今、どんな気持ちかな。昨夜はちゃんと眠れたかな。
まだ若い一女性に何という大きな試練なんでしょう…オリンピックは本当に怖いところだ。

ただ、私思うんですが、何となくだらだらと生きている人が多い中で彼女の人生はもう
たとえようもないほど素晴らしく、光り輝いている。人生を賭けて何かしたことがない人には
彼女の気持ちの片鱗も分からないと思う。今苦しんでいる彼女も含めて私には永遠の憧れです。

自分の病気のこと。いくら重大な病気でも、そして、それにもかかわらず仕事にベストを尽くしても、
それほど理解が得られるわけでもない。やはり試練だな、と思います。でも、くじけていない
自分を少なくとも自分は知っているから。そこだけは譲れません。

怪我をしないで下さいね。
その上で、自分を信じて。そして、あなたらしく滑って。