Unter Kontrolle

実は昨夜は東京へ映画を観に行きました。場所ははっきり言っていいと思うのですが、
表参道の地下鉄の駅からすぐの「シアターイメージフォーラム」というところで、
前回「ルルドの泉で」を観たところと同じです。

題は "Unter  Kontrolle" つまり、「アンダーコントロール」 です。

早い話がドイツの原発の映画で、現在稼働中の施設、既に停止して解体中の施設、未完成のまま
中止になってしまった施設、といろいろ出てきます。

ちなみに下の写真、なんだか分かりますか? 日本の原発にはあまりない(全然無い?)冷却塔を
内側から見上げた写真です。あと、おそらく違う施設ですが、そこの施設は今遊園地になっていて、
冷却塔は何て言うんだろう、シートをぶら下げて回すアトラクションになっています。

あと、未完成になった施設はおそらく放射能がないんでしょう、人が格納容器の中まで入れます。
格納容器の中の風景、初めて見ました。(遊園地になっている施設もおそらく同じかな。)

どこの施設も一様にドイツのいかにも穏やかな田舎の村なのですが、そこに鼓みたいな形をした
巨大な冷却塔がいくつもそびえ立ち、白い煙をもくもく出している。特に音はないし、塔の
色も白ぽいというか灰色というかまあ地味で、一見そんなに違和感ないのですが、でも考えてみると
すごく異質なものですよね。

えっと、まだ自分でも内容を消化できていないので、今はこんなところです。

廃炉後の核廃棄物の問題、正直全くというほど勉強していないので、もう少しデータを集めて
時間があったら考えていきたいと思いました。

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