鳥越俊太郎さんの「がん患者」2

一応全部読み終わりました。

後半は主として「転移」のお話。自分のこともあるので,前半ほど気楽に読めなかったかな。

ただ、がんにはすごくたくさんいろんな要素があるけど、特にどれ、と思い込んだりせず、
公平に書かれているのはいいと思いました。例えば、普通の西洋医学に加えて東洋医学
先生にもかかり免疫を高める努力をされたそうです。そしてその先生は抗がん剤はやめろと
言われたそうです。

こういうのは困りますね。専門家同士で真逆のことを言うと患者は判断にすごく悩みます。
医学というのは結局そういうものなんでしょうか。あんまり論理的に出来ていないというか…

鳥越さんは結局両方されたそうです。じゃ、両方しよう、という感じで。鳥越さんらしいな、と
思いました。

今はどうやらお元気の様子で、私もとても嬉しく思います。面識はもちろんありませんけど、
でも、飾らない性格がとてもいいなと思います。何でも幾つか夢があって、そのうちの一つは映画を
撮ること、またもう一つは杉本彩さんとタンゴを踊ることだそうです。

私も杉本さん好きだけど、でもとうてい太刀打ち出来そうにありません。
鳥越さん、さすが!(笑)